「猫もの買い」が止まらない

2020/08/31
自覚したのはわりと最近だけど、私は気持ちが落ち込むとムダ遣いに走る傾向がある。買うのはいつも「猫ものグッズ」だ。そして、ムダ遣いすると少し気持ちが落ち着く..はずなのに、今回は止まらない。困った。。

夫を亡くしたあとしばらくして、私は猫柄の財布を買った。
しかし、後になって、自分でも「あのときはどうかしていた」と思った。
だって、その財布の猫柄は可愛くても(個人の感想です)、愛用のバッグに入りにくいデカさで、値段は1万円以上した。そのころの私にはお金も収入もなかったのに、だ。。

欲しくなるような可愛いらしい猫ものを見ることで気持ちが紛れて、さらに、それを手に入れることで心が慰められる..のではないかしら。ストレスを抱えていることの反動による衝動買いとかなのかも?


この猫のトボけた顔が、昔飼っていたコによく似ていてね、、ついついポチってしまった。
しかし、どうにも使いづらくて...、でも、だからといって使わず全くムダにしちゃいけないから、無謀にも解体して小さく作り変えた。その結果、ずいぶんみすぼらしくなってしまったけど...今も使っている。(←)



そしてこの春、最後の猫を見送ったあとに買ったのが、この財布とキーホルダー。
この財布に関しては、私は幾分冷静だった(とおもう)。

ずっと小さな財布が欲しかったし、柄もとても可愛い。(個人の感想です)
が、財布よりも大きな猫型のキーホルダー...これに関しては、少しどうかしていたかもしれないと思う。けど、これはこれでまぁ気に入っているけどね。

「おさかな桜を描くあたし」
可愛い絵でしょう?
この絵は、漫画家の悠木灯さんという方がオリジナルで描き下ろしたものらしい。(紹介ページは★こちら
この「顔半分が黒い猫」を可愛いと思う人は多くはないかも?とも思うけど..、私は、この絵と今はいない最愛の猫とのイメージがドンピシャ重なって、とても気に入っている。
お財布を出す度に「ムフフ」とうれしくなるし、後悔のない「いい買い物」だったと思っている。




クアトロガッツについて

この財布とキーホルダーを買ったのは「クアトロガッツ」というウェブショップだ。
4匹の猫と一緒に工房を構えるところからスタートしたそうで、「クアトロガッツ」は「4匹の猫」という意味のスペイン語なんだって。

4種類の「小さいふ(ちいさいふ)」や、キーケースやバッグなど魅力的な手作りの革製品が多数。いろんなコラボ作品があって、手塚治虫やスヌーピーの柄なんかもある。ショップをのぞいてみるだけでも楽しいので、ぜひご覧あれ。

ウェブショップ
インスタグラム
twitter
Youtube動画(小さいふ紹介)

もう買う気はないけど(ホントか?!)ショップからの新作案内のメールが届くと、私は必ずのぞく。最近では日本最古の漫画「鳥獣戯画グッズ」なんてのもあった。
サイトには「画像の使用やリンクはフリー」とあるので、遠慮なく画像を拝借し、リンクもさせていただきました。ありがとうございます。




今までの経験では、お気に入りの財布を手に入れた時点で「猫もの買い」はおさまるはずだ。ところが止まらないまま、今も尚継続している。
上の財布とキーホルダーの後は、姉二人に猫柄スカーフとスマホリングを送った。お礼のギフトだからいいんだ!..と、理由をこじつけた。。
来週の姉の誕生日プレゼントにも、猫柄のカップ&ソーサーとバスタオルを注文した。

そして、それだけでは飽き足らず、自分にもこんな必要ないものを買ってしまった。手袋ホルダーの猫とパスケース。さらに、いつも買わない猫カレンダーまで買った。。
Manhattaner's(このショップのグッズを見るのも好きだけど、私は猫も「可愛い」より「ヘン」が好きらしい..)

「猫もの買い」が止まらない。私はずっとどうかしている。。


The Naming of Cats p'shopped / litratcher
買い物では寂しさをぬぐいきれない..ということなんだろうね。今まで猫がいてくれて、自分がどれほど救われていたのかと思う。猫一匹でも、いるといないでは本当に大ちがいだ。(; ;)
それでも、私は独りだからもう猫は飼わない。そう言うと、やさしい猫友は「私も今の子がいなくなったらもう飼わない」と言ってくれるけど、でもね、人間の家族がいるなら猫もいなくちゃダメなのよ。猫の存在がどれほど人間同士の関係にいい影響を及ぼすかアナタはもう知っているでしょう。
猫なしで誰かと暮らすなんて..私には無理。(= ' x ' =)