Mac Automatorについて(備忘録)

2019/09/12
PCの作業を高率化しようとAutomatorを弄ってるが、やり方を調べるのに手間取って、却って時間のムダのような気がしてくる。。ンが、とりあえず、少しわかったことをメモしておこう。

□ Mac Automatorについて(備忘録)




Automator ユーザーガイド(Apple公式サイト)




1. 作成できる書類の種類

 Automatorでは、以下の8種類の書類を作成することができる。


 ・ワークフロー
・様々なアクションを組み合わせ、mac上の作業を自動化することができる。
・Automatorを起動しなければ実行できない。

- - -《ワークフロー(workflow)とは》- - -
リソース(資源)を体系的に組織化した反復可能な業務活動のパターンである。ワークフローは、物質の加工、サービスの提供、情報の処理など、何らかの具体的意図をもって設計される。ワークフローは、例えば、操作の列、個人またはグループの定まった作業、従業員の組織、複数の機械の機構などで表現しうる。(wikipediaから)

 ・アプリケーション
・自己実行型(Automatorを起動する必要がない)のワークフロー。
・作成しておけば、ファイルをドラッグ&ドロップするだけで作業を実行できる。

 ・サービス
・macOS全体で利用できるコンテクストワークフロー。
・現在のアプリケーションまたはFinderからテキストやファイルを受け取る。
・“サービス”メニューに表示される。

上の説明を読んでも、私は...なんのこっちゃ!?...ですが、、
つまり、Finderに表示されたファイルを右クリックしたときに現れるメニュー(例えばゴミ箱に入れるコピーなど)の既存の処理に、さらにAutomatorで自作したものを追加できる、ってこと。

 ・プリントプラグイン
・プリントする際に実行される。
・例えば、プリントするファイルをPDFファイルへと変換したりできる。

 ・フォルダアクション
・指定した特定のフォルダに関連付けられるワークフロー。
・そのフォルダに項目が追加されるとワークフローが実行される。

 ・カレンダーアラーム
・カレンダーのイベントがきっかけとなって実行される。
・指定した時刻に設定したタスクを自動で実行することができる。

 ・イメージキャプチャ・プラグイン
・イメージキャプチャで利用できるワークフロー。
・画像処理を自動化することができる。

 ・音声入力コマンド
・音声入力がきっかけとなって実行される。
・特定の言葉に対して、何かしらMacの動作を設定することができる。

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2. 過去にAutomatorで作成した既存の書類を開く方法


(1)Automatorを起動して「ファイル」→「新規」を選択し、表示される画面内の『既存の書類を開く』をクリックする。

Automatorの既存の書類を開く


(2)すると、Finder画面が表示されるので、左下の『オプション』をクリックする

Automatorの既存の書類を開く


(3)表示される種類の中から開きたい書類の種類を選べば、これまでに作成した書類が並んでいるので、その中から目的のものを選べばよい。

Automatorの既存の書類を開く

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3. 作成したサービスを削除する方法


(1)「Finder」→「サービス」と進み、『"サービス"環境設定』を開く。

mac Automatorサービスの削除


(2)環境設定の画面で、削除したいサービスを選択する。

mac Automatorサービスの削除


(3)右クリックすると現れる『Finderに表示』を選択する。

mac Automatorサービスの削除


(4)表示されたFinder画面で、削除したいサービスをゴミ箱へ移動すればよい。

mac Automatorサービスの削除





4. Automatorで作成した書類が保存されている場所


 ■ サービスの保存場所
① Finderを開き、サイドバーの『ホーム』をクリック。

『Shift』+『command』+『.(コンマ)』キーを同時に押して、不可視ファイルである『ライブラリ』を表示させてクリック。

③『Service』を選ぶと、そこにこれまでに作成したサービスが並んでいる。

Automatorで作成した書類の保存先


 ■ その他のワークフローの保存場所
①『ホーム

②『ライブラリ

③『Workflow

④『Applications

...と進めば、それぞれのワークフローが保存されている。

Automatorで作成した書類の保存先


...と書いたものの、ライブラリから『指定されたFinder項目を取得』を選択して作成したワークフローは、その指定したフォルダの中に保存された。そのままで動作は正常なんだけど、それでいいのかしらん??





5. 作成したサービスの名前変更はややこしい?


作成したサービスに一度つけた名前を変更しようとしたけど、うまくいかなかった。
Macの他のファイルは簡単に名前変更できるのに...。
ググってみたらこんな記事(↓)を見つけたが、なんともはや ややこしい。(・・;)

☆Automator サービスの名前を変更する方法☆
『https://wayohoo.com/mac/beginners/how-to-rename-services-on-os-x.html』



記事を読んで、私は名前を変更することはあきらめて、これをやってみるより「名前を変えない」ことにしたけど..、とりあえず方法は記しておく。。(^^;)

(1)上記の「3. 作成したサービスを削除する方法」と同じ方法でFindefでサービスを開き、名前を変えたいサービスの名前を変える。
(2)その名前変更したファイルをダブルクリックして、Automatorでサービスを開き、『command』+『C』を同時に押して保存する。
(3)環境設定のウィンドウ(↓)にもどり、名前を変更したサービスの左側のチェックを外したり、入れたりを何度かくり返す。すると、ついに名前が変更されて表示される。(らしい)

mac Automatorサービスの削除

(4)ファイルの右クリックで出現する「サービス」の中の名前も変更されていることが確認できる。(らしい)



D05_3470 / hisashi_0822
Automatorはとても便利。だけど、スクリプトとかがわかれば、もっと複雑ないろんなことができるんだけどな。。
今日はようやくほんの少し涼しかった、庭の山茶花も蕾をつけたよ。